はじめに
前コラムの復習ですが、
転職活動で面接までたどり着く前に、通過する書類作成が大切 ということで、
履歴書の書き方の解説と、書類の役割や見られる順番を見ていきました。
そこで今回は職務経歴書について徹底解剖していきたいと思います!
これも前回の復習ですが、
(忘れていた方は前のコラムもぜひ参照してくださいネ!)
やるべきことは 志望企業がどんな人を欲しがっているのか把握すること です。
とにかく念入りに情報収集です!
- どのくらいの年齢層の人が働いているんだろう?
- 求める経験やスキルはどんなものだろう?
- どんな人間性の人を求めているのだろう? etc...
求人情報だけで情報収集するのは難しいので、HPや採用ページを見て欲しい人材をイメージすることが大事です!
職務経歴書の書き方とは?
履歴書と違い、職務経歴書では 志望企業のニーズに合わせて切り口を変えること が大切です。
適当に人事の方が引っかかりそうな関連ワードを入れるだけではなく、納得感のある内容を書くようにしましょう。
書く際のポイントは
- 具体的な数値を入れること(平均値・参考値・図を用いてアピール)
- 成果を達成するために、実施した創意工夫を入れること
フォーマットがいくつかネットで出てきますが、基本的に下記4つが必須です。
1.職務要約
自分自身のキャリアを端的にまとめたものです。
職務要約の持つ役割は2つあります。
①職歴を読み進めるための補助
採用担当者は書類のすべてを読んでいくわけではありません。
職務要約は 注目すべきポイントが明確になり、時間をかけずに適切な評価を下しやすくしてくれます。
②募集ポストと応募者の相性を判断するヒント
中途採用では多くの場合、即戦力であることが求められます。
冒頭に募集ポストにマッチするようなキャリアや実績を書いてあれば、採用担当者の興味を引くはず。
職務経歴や自己PRをもっとよく読んでみようという気になり、高い評価を受けやすくなります。
2.職務詳細
社会に出てから今までの職務経歴(職歴)をまとめます。
いつ・どの部門で・誰に向けて・何をしたか を書いていきます。
職務経歴は自己PRの裏付けなので、職務経歴に書いていないことを自己PRや強みとして語っても説得力は生まれません。
自分の強みをどう伝えるかを考えて、矛盾のない職務経歴に仕上げましょう。
ポイントは
数字は大切ですが、数字で表すだけでは不十分です。
例えば「売上金額○万円で年間トップでした」とだけ書いても、どんなプロセスか分からなければ、
次に同じ結果を出せるかどうか疑問に思われます。
逆にたとえ失敗したことであっても、そこからなにを学んで次にどう活かしているかを書いたほうが評価につながることもあります。
3.スキル(仕事に関する、現職で培ったもの)
主な役割は「職務経歴書からは読み取れない可能性のある強みを端的にアピールすること」です。
中途採用では即戦力であること、つまり入社後すぐに活かせる知識やスキルを持っていることが重要な評価ポイントです。
この部分の記載内容が、書類選考の合否を左右するケースもあるほど重要と言えます。
知識・スキルは大きく
- テクニカルスキル
- ポータブルスキル(ビジネススキル)
- ヒューマンスキル
に分類できます。
この分類に合わせて、自分のキャリアを振り返ってみると、職務経歴書に書くべきことが見つけやすくなります。
<採用担当者に評価される、活かせる知識・スキルを書くポイント>
活かせる知識・スキルの欄に、「営業経験がある」「Webディレクションができる」「Wordが使える」「英会話ができる」などと書いても、その知識やスキルがどの程度のものなのかが採用担当者に伝わりません。
最後に
今回は職務経歴書の書き方を解説しました。
あと2項目ありますので、次のコラムで続きを解説していきます!
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